「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」

全国の放射能汚染から子どもを守るために立ち上がった人たちや団体を繋ぐ

「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」が立ち上がりました!

今日はその立ち上げのためのキックオフミーティングが開催され、私も参加

してきました。マスコミもすごく多かったです。


写真は、福島の座談会「福島の今を考える」で

す。

会津の人、郡山市に実家がある人、福島市在住

の人、元福島市の住民で松本に移住をして活動

している人、様々な立場から福島の”今”を伝え

てくれました。

郡山の実家に行った人が花粉症でマスクをして

いたら、尋ねたところで「これだから東京の人

間は。ここには放射能なんて無いんだ。」と言

われた話。

テレビの画面にテロップが常に流れ、各地の放射線値を流しているが、その

後に必ず「でもレントゲンの放射線量は○○μVs/hなので全く心配ありません

」と付け加えている。それがラジオでも全く同じように流されている話。こ

の話は初めて聞き、とても驚きました。

移住先での生活をどうやって支えていけば良いのか、迷っていて移住出来な

い人が大半だという話。4歳の子どもが、何を触るのにも「これは触っても

いい?大丈夫?」と聞くのを見ていて、こんなに小さな子が気遣いながら生

活する異常さ・・・この話は泣けましたね。

文科省に申し入れた時に「子どもは国の宝でしょっ!!」と啖呵を切った福島在

住の佐藤幸子さんからは「障害者の移住は本当に大変。”福祉避難所”の提案を

したい」という話。

ここで時間は大幅に超過してしまいました。


後半は各地域ごとに話し合い、どんなアクションが起こせるかの発表へと続き

ました。一人20秒という短時間の発表でしたがみんな言いたいことが多すぎ

て・・・。思いがあふれていましたが、やはり圧倒的に多かったのは「安全な

給食の提供を」という話でした。

最後の人が「面白い記事・話題にするのではなく、事実をきちんと伝える報道

をしてください」と素晴らしい締め。


そしてここで俳優の山本太郎君が激励に来てくれました!「こんなに熱気溢れ

る前向きな集会は、311以降初めてです。世の中は女性が変えると思う。僕

は変えていけると、確信しました!」と発言してくれました。


それから福島の子どもの疎開を認めさせる裁判を起こしている人の話へと続き

”チェルノブイリへのかけはし”の野呂美加さんの挨拶で終了。


まさに会場は熱気むんむん、どの人もやる気満々!・・・希望を感じました。


いや〜。私は圧倒されっぱなしでしたよ。

世の中こんなにスゴいお母さんがいるんだなあ!って。歳なんて全く関係あり

ません。若いお母さんも本当に頑張っています。


私も頑張ろーっと。