「原発事故子ども・被災者支援法」ご存知ですか?

始めに。

結花は、地域分散型の「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。

子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・

私たちみんなで考えていきましょう。


思えば昨年の3月以降、放射能汚染について情報を求め、知識を得、対策を

訴えたり講じてきた子育て中のお母さん・お父さんは、本当に大変な日々で

した…いや今もですよね。


原発さえ爆発しなかったらなあ…本当にそれまでの平和な生活を考えると、

悔しいやら情けないやら…


ところで、今年の6月に議員立法という形で「原発事故子ども・被災者支援

法」という法律が成立したそうですが、殆ど知られていません。


第一条を私なりに要約すると、

「放射能が人に及ぼす危険性について十分に解明されていないため、一定の

放射線量の基準以上の汚染地域に居住または居住していた者などが健康上の

不安を抱え、生活上の負担を強いられており、その支援の必要性が生じてい

ること、特に子どもへの配慮が求められていることに鑑み…基本事項を定め

て被災者支援施策を推進し、被災者の不安を解消し、安定した生活の実現に

寄与する」

とあります(以下のサイトに詳しく説明されています)。

http://shiminkaigi.jimdo.com/


松戸市を含む東葛地域は、放射能対策重点調査地域として環境省から認定さ

れ、国の予算で大掛かりな除染をした地域です。ということは、「汚染され

ている」と国が認めている地域。

それなのに、支援地域の対象としては、全然考えられていないようです。東

葛地域どころか、福島県内でさえ部分的に濃い地域だけを支援対象にしよう

としています。


この東葛地域は、特に3月15日の希ガスの吸入被曝と、3月21日の降雨

による被曝の心配が大きいですよね。そして、その雨によって土壌汚染が定

着したのは紛れもない事実です。


数年後、数十年後に渡る子どもの健康診断は、早期発見・早期治療のために

も不可欠でしょう。


原発について賛成か反対かは言いにくくても、子どもの健康が大丈夫なのか

心配しているお母さんは多いのではないでしょうか。


東葛地域もその支援の対象に入れていただきたいと、私は強く思います。




「和力-わりき-」松戸市民会館ホール行ってきました

始めに。

結花は、地域分散型の「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。

子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・

私たちみんなで考えていきましょう。


昨日は、松戸市民会館に於いての、和力の舞台でした。

相変わらず多彩な舞台に、思わず拍手したり、笑ったり、感心したり。


和力主宰者の加藤木朗さんは、本当に芸達者で、こんなに様々卓越して

いる人って、そういないのではないかしら。太鼓・舞・独楽の芸・・・

いや、それを維持しているのは、日々の努力の賜物なのでしょうね。

 

時代をうまく取り入れたおとぎ話をモチーフにした創作劇(表現ができ

ない!)

昨日は「鯰退治(なまずたいじ)」という創作劇でした。


あらすじは…

村の権現様が、大鯰を収めていなかったせいで大地震がおこります。

働きが悪いという理由で権現様が村から追い出されます。

権現様はばったり鯰に会い、どうして地震を起こしたのか聞きます。

すると「部屋が狭くて、キツかったので、ちょっと寝返りをうったのだ

」という。それでは広々した竜宮城でゆったり暮らしたら?

………と展開する、という物語です。


途中に落語を取り入れたり、狂言のようなやり取りがあったり。時事川

柳を聞いているような楽しさがあったり、本当に見入ってしまいました。


昨年の大地震から出来上がった物語だそうですが、笑いを取りながらも

朗さんの温かさが伝わってくるようでした。


息子の磊也君も、いっそう磨かれてきました。

もっともっと舞台の経験を重ねて、自分の魅力をどのように表現するか

掴んでいってほしいと思います。


木村俊介さん、小野越郎さん、お二人の三味線にはいつもシビれてまー

す。お二人は昨年三味線の大会(ごめんなさい、なんていう大会だった

のか?)のデュオ部門で優勝し、そのおかげであちこち演奏に呼ばれて

とても忙しかったそうです。おめでとうございました!


そして帯名久仁子さんの琴の音色が、花一輪、舞台に色を添えているよ

うでした。

そして特別ゲストの柳家さん若さんには、また春頃に結花で落語会をし

ていただこうと思っています。


つくづく結花は、こんな素晴らしいプロ集団と出会えた幸せを嬉しく思

い、なんて贅沢なことだろうと思ったのでした。


年明けの1月13日(日)、和力@結花公演をどうぞお楽しみに!!!!!


http://www.wariki.org/


「メディアリテラシー」って何ですか?

始めに。

結花は、地域分散型の「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。

子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・

私たちみんなで考えていきましょう。


昨日「様々なメディアから”真実”を読み解こう!〜元報道ディレクター、水島宏明氏が語る

現実〜」

という講座に参加して来ました。

とても興味深い話が満載で、あと2時間くらいは聞いていたいな〜と思いました。

昨年の原発事故以来、「メディアリテラシー」などと言う言葉が言われるようになりまし

た。

で、メディアリテラシーとはナンですか?

全く、何でもかんでも英語を並べりゃ良いってモンじゃない、という気がしていますが。


Wikipediaによると、

『メディア・リテラシーmedia literacy)とは、情報メディアを主体的に読み解いて必要な

情報を引き出し、そのを見抜き、活用する能力のこと。「情報を評価・識別する能力」とも

言え、カナダ・イギリスおよびオーストラリアでは、カリキュラムに取り入れるよう国の政府が

指定している。アメリカ合衆国での扱いは、州によって異なる。

アメリカ合衆国以外では、メディア・リテラシーが単に「メディア教育」と呼ばれることも多い。

とのこと。

今回の講座は、私たち視聴者の側が学ぶメディアとは、というものでした。


「ネットカフェ難民」という言葉は、講師の水島さんの考案だったそうで、社会の貧困をテーマに

した報道番組を数々作ってこられた、言わば社会派のディレクターとお見受けしました。


私が印象的だったのは、テレビ局の世界ですら、縦割りのお役所のようになっており、しかし一方

では常に視聴率を上げるという業績が求められるのが今の流れだ、という点です。


一つの事象をじっくり追い求めて、丹念に制作している時間が惜しくて、若いスタッフは、短絡的

なスクープなどを追い求めがちだ、と。だから「その背景は」とか「市民と行政のすれ違いの原因

は」とか、拾いあげることはあまり無い。


原発事故報道について、上の人間から「こういう報道にしろ」「こういう報道はやめろ」とかいう

圧力は無かった。むしろ自主的にそんな空気が広がっていた…

と仰っていました。


うーん。

私は、今の「考えない」風潮は、テレビが作ってきたと思っていますが、いや「いました」が、こ

れはニワトリとタマゴだなあ。


メディアが悪くなったから、大衆の「三無主義(無関心、無感動、無責任)」が広まったの

か?

大衆が「三無主義」だから、メディアが悪くなったのか??


とにかく言える事は、メディアに関しては私たち視聴者が賢くなること。消費に関しては、

私たち消費者が賢くなること。


これに尽きるなぁ…とつくづく思った講座でした。


ぜひまた、貧困・生活保護のテーマのお話をお聞きしたいと思いました。