矢切にも車がだいぶ増えました

蝉が鳴き始めましたね。夏ですから〜。

さて、そんな余裕な気持ちとは裏腹に、最近思うお困りごと・・・。


いったいいつから歩行者より車の方が威張る社会になったのでしょう。

それに、世間の人が短気になっている・・・気がしませんか?


外環自動車道の建設に伴い、矢切にもその下を通る国道298号線が開通しました。

いずれ外環動は、結花の北200mのところを通ると聞きました。

結花は直接何ら被害は受けないのですが、個人的には、こんなに環境が激変するとは

思ってもみませんでした。


まず、トラックの数が倍増しました。

合わせて自家用車の数も、感覚的にかなり多くなりました。

道路が広くなりはしましたが、乱暴な運転の車が激増しました。

横断するのが怖い。

よって、交通事故が増えました。


何が怖いって、道路の横断です。

信号が青になると、車がビューンと左折・右折してくるものだから、いくら信号が青

になったといっても、うっかり渡れません。何度ヒヤっとしたことか!

お年寄りが渡れないのを何度も見ました。横断歩道を渡ろうにも右・左折車のスピー

ドが恐くて、横断出来ずに結局赤信号になってしまう、という・・・。

お年寄りや子どもと一緒に横断してあげたことも何度かあります。


我が家の子ども達にも「絶対に信号を信じるな」と言い聞かせているといつか書きま

したが、いつ交通事故に巻き込まれるか、分かったものじゃありません。

「横断歩道があるかもしれない」と車の方が思いながら右・左折してくれるといいの

ですが・・・。

若いドライバーだから、ということもなく、いい年した年配のお父さんでも配慮があ

りません。

「今だ!この貴重な青信号を見逃すな!!」と言わんばかりの勢い。

車は便利ですけど、便利になればなるほどドライバーが乱暴になると感じるのはどう

してなのでしょう。車はちょっとアクセル踏めばスピードが出るのだから、焦らない

でもいいんじゃないの?と私なんか思っちゃうんですけど。


子どもやお年寄りに住みにくい街なんて、住みやすいはずありません。

お互いに優しくありたい。ずっとむかーし「お先にどうぞ。ありがとう。」なんて標

語があったと思いますけど、ホントにこういうゆったり精神で生きていきたいもので

す。


余談ですけど、先日バスに乗っていた時のことです。

あるバス停の手前で、もう着いてしまったと勘違いしたおばあちゃんが「降りま〜す」

と言いました。

バスが走り始めたら、近くの男性が「降りる人いますよ!」と援護しました。すると運

転手さんが「まだ着いてませ〜ん!」と。「わははは、何だあ、まだだったのかあ〜」

車内の乗客が「あははは」と笑った、とても微笑ましい時間でした。


いいなあ、あんな雰囲気。何だか幸せ。