サラワクの話3 〜私が訪れたジャングルの村〜

さて、ロングナピールへの旅の続きです。本当はクリスマスの時の話なので、ちょっとタイミング的

には遅いのですがご勘弁を。


早朝、まだ暗いうちに目的地「ロングナピール」村に到着しました。

夜が明け、暫くするとお家の人が呼びにきてくれたので「朝ご飯だ!」と思って、日本でいうとこ

ろのリビングに行きました。

でも・・・え? ”お菓子しか” 無い。うーん、ジャングルでは朝ご飯はお菓子なのか!?

一緒に行ったNGOスタッフの男の子なんて「俺、こんなんじゃもたないよ〜!」とお菓子を食べま

くり。

ところが、実はそれ「おめざ」だったのです。暫くしてからちゃんと朝ご飯になりました。

もゥ、聞いちゃえばよかったな〜!


食事は、バナナの葉に包んで蒸かした、半分潰したような柔らかめのごはん。

お茶碗に二膳はありそう。

ご主人が「今朝は5個食べたぞ」と自慢していました。スゴーい、ごはん10杯分・・・。

それからおかずはほとんどスープばかり。青菜のスープが数種類。それから、日本からお客様が来た

というので、普段は食さない鶏肉(村を走り回っていたヤツ)のスープが特別に。放し飼いの鶏の肉

は驚くほど固かった!比内鶏なんて比じゃない。


ところで、みんな固形物をあまり食べません。スープをすすってはごはんを食べる。

味付けは”塩のみ”とのことでしたが、あまりにも良い味なので尋ねると”岩塩”を見せてくれました。

奥地まで穫りにいくのだ、と奥さんが言っていました。

一見栄養不足にも思えたけれど、ミネラルがとても豊富な食事なのかもしれません。


その中に「うん!?」まさかこれは・・・

ありました!昨日の夜中に獲ったニシキヘビのスープが!!!

まるで”輪切り”のままの姿で、ニシキヘビちゃんはスープになっていました。


でも私、意外とこういうの平気なのよね。何でも試しちゃうんですよ。

もちろん飲みました、食べました。


まずはスープの味。

これがびっくり、とっっても美味しい。品の良い「お出汁」の味みたい。

脂は全く浮いていませんでした。

日本人に合う、良いお味でした〜。

ヘビのお肉は、固いゴムみたいで噛めませんでした(家の人が笑ってた)。


ちなみに彼らの名誉のために言っておきますが、普段彼らはヘビは食しません。

今回は道中ニシキヘビちゃんが横たわっていて、全く動く気配がなかったので仕方なく獲った・・・

という訳です。

Hリーも「ボクは好きじゃない」と一口も手をつけませんでした。


とにかく、そんな風にして、私の初めてのジャングル体験、この村での滞在が始まりました。
では・・・続きはまた。