ごめんなさい、またケムシの話・・・

温暖化の影響で”アオイラガ”というイラガの幼虫の生息地が北へ北へと

広がっているそうで、毎年結花の木々にも沢山つきます。

以前は仕方なく2回ほど「スミチオン」を散布していたのですが、人体

にも環境にも悪いので悩んでいました。

今年は9月に入ってから一気に増えて、今は玄関先の紅葉と中庭の柿の

木が殆ど丸裸です。どうしたもんでしょうねえ。

あれに刺されると本当に痛くて、悲鳴を上げてしまうのです。


ところで、アオイラガとパッと見よく似ているのに全く違う幼虫がいま

す。

”オオミズアオ”ってご存知ですか?

蝶?蛾?どっちなんだろう?この幼虫は刺さない。

最近はめっきり減っているそうです。

イラガよりも二倍程大きくて、イラガの色よりも透明感のある緑色です。

成虫は大きくて、薄い青色の美しい形をしています。・・・まあ、蛾と

か蝶が大嫌いな人にとっては「美しいとはナンダ」と叱られそうですけ

れど。

パッと見イラガと似ているのと、イラガと同じ木にいることがあるので、

例の殺虫剤を散布されて一緒に殺されてしまうのかな、と思います。

今日も、近所の道端で死んでいるオオミズアオの幼虫を見ました。


写真の左側がオオミズアオの成虫(この写真だと大きさが分かりませんが、

けっこう大きい)、真ん中が幼虫。下がイラガの幼虫の写真です。











そう言えば、4〜5日前に近所でヘビを見ました。小さ

かったから今年生まれたのかしら。ヘビを見たのは2年

ぶりくらいでしょうか。

お金・・・貯まるかなあ。


お団子作りましたか?

十五夜の月、きれいでしたね〜。

秋になると、急に空が高くなったように感じるから不思議です。

毎日、日中は暑くても、夕方からの風が涼しく、やはり季節が秋になってきて

いますね〜。

実はお月見当日は、子どもの宿題が終わらず、その日はお団子が作れなかった

ので、一日遅れて昨夜作って食べました。



毎年このように、お団子???

という感じですが、まあ、楽しむ

ことが大事。

と思って。

・・・・・

ちなみに、左から

「顔」

「ビックリマーク」

「猫の手」ですって。




”結花ごはん”も、少し秋らしくしました。里芋やゴボウのお献立が多くなります。

地味ですが、体に優しいお食事ですよ。たまには如何ですか?


第3回 山田紀子ピアノソロコンサート

山田紀子さんのピアノソロコンサート、今年で3回目になりました。

毎回かなりの大曲をエネルギッシュに弾いて、お客様を魅了していま

す。

前半は軽めの曲に始まりましたが、段々と難解度を増していき、休憩

を挟んでからはこれでもか!というほど弾いて弾いて、弾いて・・・。

いや、あれだけの曲を仕上げるのに、一体どれほどの努力をしておら

れるんだか、本当に尊敬します。

ここにオーケストラが呼べたら、ラフマニノフの「ピアノ交響曲」を

弾いてもらいたいです!!!

ところで、コンサート風景は動画を撮ってしま

いましたので、私とボランティアの方との写真

を・・・すみません。


来年、また趣向を変えて、私たちを魅了してく

れることでしょう。


期待していますね!


虫の面白さ、発見!

結花の土塀の角の紅葉の木に、カマキリが。

「エサを狙っているのかな?」と思い、見てみたら・・・

身だしなみを整えていました。

うふふ、逆立ちしてカラダを奇麗にしてる。

(あ〜、写真獲ったのに失敗だったみたいです。残ってなかった。残念!!)


やれ打つな 蠅が手を摺る 足を摺る  小林一茶


こんなのありましたよね?

一茶はよく観察してるよなあ、と感心してしまいます。


紅葉に付く”イラガ”という毒蛾の幼虫には要注意です。今年も秋に入ったら

一斉に付き出しました。刺されると飛び上がるほど痛いんですよ〜!

温暖化の影響だと思いますが、数年前から爆発的に増えています。


さて、発見のもう一つはシジミチョウの結婚。

自宅の駐車場で見つけました。何だか可愛らし

いでしょ?

虫たちは、放射線とか原発事故なんて全くおか

まい無しに子孫を残すためにせっせとひたすら

に生きているんですね。

地球上で、ほ乳類・鳥類・とかいう分類別にそ

れぞれ全部の重さを足すと、なんと「昆虫類」

が一番重くなるんですって!!

あんなに小さな虫が、ですよ〜。ちょっと驚きですよね。


でも、放射能の小さな虫たちへの影響は、人よりも早く出るとも聞きます。

人間は、罪なことしてしまったものです・・・。


もうすぐお月見

来週の月曜日、9月12日は”中秋の名月”ですね。

お天気になると良いなあ。

結花の店内に、秋の七草の一つ”葛(くず)”の花を飾りました。

白いお皿は月に見立てました。

9月のお月見は「芋名月」とも呼ばれているの

で、里芋も少し。


私は百人一首なら少し知っているのですが、

『月』が詠み上げられている歌は確か11

ほどあったと記憶しています。

天の原 ふりさけ見れば春日なる 三笠の山にいでし 月かも

阿倍仲麿(あべのなかまろ)


ところでこの花、皆さんご存知でしょうか?

花も風情があって美しいのですが、その香りが

本当に素晴らしいのです。

昨日、野菊野浄水場の近くの原っぱにたくさん

葛の葉が茂っていたので、この辺に花が咲いて

いるかも・・・と思って車を降りたら・・・!

既にその甘〜い香りが辺り一面に漂っていまし

た。


都市化したいまでは、嫌われものの雑草ですが

昔の人はこの花に秋の風情を感じ、愛でたので

しょう。


でも、今日すでにしおれてきてしまって、また明日採りにいかなくては。

結花に来てくださったお客様に、小さな秋をお届けしますね。