今日は十五夜…別名「芋名月」です
結花は、地域分散型の「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。
子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・
私たちみんなで考えていきましょう。
今日は十五夜ですね。
空も晴れ渡り、今夜は美しい月が見えるかもしれませんね…
さて、小学校の読み聞かせボランティアで「かぐやひめ」を読みます。
その原文「竹取物語」は、ご存知のように日本
最古の物語と言われていますね。
作者は不明。
それにしても、平安のお方が、月にちなんだ、
こんなにステキな物語を想像したなんて!いや
何も無かった時代だからこその想像力なのかも
しれませんね…。
「竹取物語」
今は昔、丈撮りの翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづの
ことに使ひけり。名をば、さぬきの造(みやつこ)となむいひける。その竹の中
に、もと光る竹なむ一筋ありける。怪しがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。翁、言ふやう、「
我、朝ごと夕ごとにみる竹の中におはするにて、知りぬ。子となり給ふべき人な
めり。」とて、手にうち入れて、家へ持ちて来りぬ。妻の女にあづけて養わす。
うつくしきこと限りなし。いと幼ければ籠(こ)に入れて養ふ…
<訳>
今となっては昔のこと、竹取の翁という者があったそうな。野山に分け入って竹
を取っては、いろいろなことに使っていたという。名を、さぬきのみやつこ、と
言ったそうな。 その竹の中に、根元の光る竹が、なんとまあ一本あったそうな。
不思議に思って近寄ってみると、筒の中が光っている。それを見ると、三寸(9
cm)ほどの人が、大変可愛らしく座っていた。翁が言うには、「わしが毎朝毎晩
見る竹のなかにいらっしゃったので、分かった。(我が) 子 (籠) となられるはずの
方のようだ」 と、手のひらに入れて、家へ持ってきた。妻である女に預けて、育
てさせる。可愛らしいこと、このうえない。たいそう小さいので、籠に入れて育
てる…
古(いにしえ)ですねえ〜
さて、日本ではお月見は2回行うのが習わしです。
旧暦の8月15日が「十五夜」、翌月の満月の二日前を「十三夜」と言いますね。
十五夜の頃は芋の収穫の時期なので、お芋をお供えします。五穀豊穣の意味もある
のでしょう。
十三夜は別名「豆名月」です。やはり、お豆の収穫時期だからだそうです。
まあ、我が家では専らそんなのどうでもよくて、「やっぱ団子でしょ!」と言って
おりますが…
今夜は息子と白玉だんごでも作ろうっと。