卒業式の季節ですね
今日は「結花の歌声」でした。
いつもより少なめのお客様でしたが、初めての方も来られ、いつものように
ほのぼのとした時間が流れました。
途中、「卒業式の季節ですから仰げば尊しを歌いませんか?」ということに
なり、歌い終わると、司会の太田さんが「卒業式と言えば薫さんもPTA会長
として卒業式で話したんでしょ?」なあんて、いきなり振ってきまして。
もぅ・・・太田さんてば、いつもいきなりなんですもの。
話しながら込み上げちゃいました。私、見かけによらず泣き虫なんですよ。
卒業式で、PTA会長は「祝辞」を読みます。卒業生に贈る言葉と、会員の皆
様へのお礼など。
どんな言葉でもいいから、とにかく思いを込めて伝えよう。
そう思って話したことは・・・
出会いほど、じぶんの人生に影響を与えるものはない、ということ。
その貴重な出会いを見逃さないでほしいと心から祈っている、ということ。
あなたは世界にたった一人だということ。
どんな自分もそれがあなたの個性であり、素晴らしいのだ、ということ。
どうぞ、そんな自分が「好きだ」と、堂々と思ってほしい、ということ。
大した教養も持ち合わせない自分が、母親として伝えたいことは、以上のよ
うなことでした。
今でもその気持ちは同じです。今の子どもたちに、いいえ私たち大人にも必
要なことは「自己肯定感」ではないかと思っています。
こんな私だけど、私は私でいいのだ、こんな私が好きだな〜・・・と思える。
それはきっと、人を好きになることに繋がるのですから。
さて、来週からは「吊るし雛・時代雛展」です。
結花が一年で一番華やぐ時です。是非一度お運びください。
とてもきれいですし、小さな吊るし雛の可愛らしさに癒されますよ。
だいぶ北風が強くなってきました。
皆さん風邪など召されませんように・・・。