読み聞かせの大切さ
松戸市のPTA連合が主催する後援会「子ども達の言葉と心を育てる読み語り」に参加して
きました。講師は”この本だいすきの会”代表の小松崎進先生です。
39年という教師生活の中で経験された、子ども達との絵本を通してのやり取りのお話は、
どれも胸を打つものばかりで、涙を流しながら聴いていたお母さん達が大勢おられました
(もちろんこの私も)。涙を流す、イコール癒される、ってことありますよね。講演会は
まさに癒しの時間になりました。
「子どもはみんな本を読んでもらうのが大好き」「最近言葉の少ない子どもが増えたのが
心配」「家庭で、地域で、子どもと話して下さいね」・・・
子どもは絵本を通して「人と人との関わり」や「社会」というものを認識していくものな
んですって。
気になったのは二つ。
一つは「世界中で父親が絵本の読み聞かせをしないのは、日本くらいだ」ということです。
確かに私の夫も、照れくさいのか?してくれないですね。これはとても勿体ないことです。
それからもう一つは、小学校の先生が読み聞かせをしていない、又はするような余裕が無い
ということです。小学校の先生自体がいつも一杯いっぱいなのでしょうか。
いつか結花でも、気楽な読み聴かせができたらいいな、と思っています。子ども向けだけで
なく大人向けにも。大人が絵本を聴くのもいいし、本格的な小説でもいいし。
それにしても、講師の小松崎先生は御とし85歳。二時間立ちっぱなしで私たちに語りかけ
ておられましたが・・・立派です!!