あなたのところに、サンタクロースは来ましたか?
昨日はクリスマス・イブ。
クリスマスの少し前に突然、小学3年生の息子
が「俺、知ってるよ。サンタクロースっていな
いんだよ。」と言い出しました。
私は動揺を隠して
「え?本当にいないと思う!?お母さんはいる
と思うけどなあ。」と。
すると「うん・・・本当は少し信じてるんだけ
ど。」と息子。周りの子ども達からの情報に揺
れている様子が伺えました。
この変わり目をどうやってやり過ごすか、世の中のお父さんお母さんは悩みますよね。
ずっと前、図書館で偶然見つけた「サンタクロースっているんでしょうか」という薄い絵本。
アメリカ(の、どこだか忘れましたけど)のとある新聞社に「サンタクロースっているんでしょう
か」という手紙を書いた女の子に、新聞社の長い返事が掲載されたのを冊子にしたものです。
「え?サンタクロースがいないですって?」「あなたが信じているかぎり、サンタクロースはいます
。」・・・詳しい内容は忘れてしまったけれど、記者の答えが素晴らしくて、粋で、とても感動した
のを覚えています。
「いない」と言われても、実は子どもはどこかで信じているものなんですって。
多くの人は、クリスチャンではなくても、クリスマスは、やはりイベントとしてどの家庭にもあり、
子どもが夢を膨らませるものです。その夢、萎ませたくないですよね・・・。
さて今日は、結花に朗読のお仕事をされている森優子さんと鈴木之彦さんが来て下さいました。
森さんは朗読家、鈴木さんは演出家です。
話し言葉が崩れてきた現代だからこそ、美しい言葉を(言霊を)伝えていきたい、との思いで活動
されているそうです。
鈴木さん曰く「昔の子ども向け番組は、大人が本気で良いものを作っていた。だから今観てもすご
く良い。」
確かにそうですね。今は、子どもをそそのかして大人にキャラクター商品を買わせようとする意図
が見え見えの番組ばかりですもの。
馬橋の萬満寺で毎年怪談の朗読をされているそうなので、来年はぜひ伺いたいと思っています。
さて、結花の年内の営業は今日までです。
明日からはお正月らしい飾り付けにするつもりです。