何年ぶり
始めに。
結花は、地域分散型の「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。
子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・
私たちみんなで考えていきましょう。
先週末、急に四谷税務署に行くことになりました。
私は20年近く前に、信濃町の工務店で仕事をしていました。
少人数の会社でしたが、建築家の作品を多く手がけていて、面白い仕事が多かったです。
私?えー・・・ダメな現場監督をしておりました。
最近テレビでよく見かける「南雲吉則」先生の、ナグモクリニックの改装をしたことも
ありました。一度南雲先生に厳しく叱られました。それも懐かしいですね〜。
その当時、経理は社長のお母様が担当していました。
でも「お母様」とも呼べず、いつの間にかみんな「会長」なんて呼んでいました。
お歳だけれど、頭脳明晰、仕事の鬼?、映画が大好きで平日でも見たい映画は一人で銀座や渋谷に
繰り出していました。
要するにちゃきちゃきな人、でしたね。
あれから20年近く、次はいつ会えるチャンスがあるかも分かりません。
思い切って電話したら、社長が出て「昼過ぎに来るよ、杖ついてだけどね」と。
お〜!さすが会長。
その日は小学校の授業参観+懇談会でしたが、心の中で息子に謝り、会長が来るのをまちました。
1:40頃、ゆっくりとドアが開いて会長が入ってきました。
「ご無沙汰しておりました」
私が挨拶すると、「?」という顔をしています。
「分かりませんか?私は増田薫です。」
と言うと
「あら〜珍しい」
と、ようやく気付いてくれました。
短い時間でしたが、懐かしく昔の話や、今のご自分の体調の話などされて、その会社をあとにしま
した。もう88歳になられていたんですね・・・若干耳が遠くなられていました。
実に年月の積み重ねを感じました・・・。
厳しくもあり、温かくもあり、おしゃれで、ステキな女性です。
本当に、会って良かった。
ところで話は変わりますが、
昨日のこと。「行ってきまーす」と小学校に向かったはずの息子が、暫くしたら「ねえ、見てー」と
帰ってきました。
見ると、手にはなんと、玉虫が!
しょう。この辺りにも、まだいたのですね〜。
ちょっと弱っていたので、あまり長くは生き
られないかもしれません。
息子は小学校まで持って行き、草むらに逃が
したそうです。
人間も、玉虫と同じように、地球上に生きる
たった一つの生き物に過ぎないんですよね。
どうも、近頃そんな事実を忘れている気がします。