「投票」は権利と言うより、義務に近い「責任」
始めに。
結花は、地域分散型の「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。
子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・
私たちみんなで考えていきましょう。
東京都の猪瀬都知事の突然の辞任により、またまた都知事選挙となりましたね。
徳州会会長から選挙資金の5,000万円を借用したが、選挙運動費用収支報告書に記載されて
おらず、公職選挙法違反の疑いで東京都民に告発された、と。
退職金は1,000万円…退職金の返上は公職選挙法の「寄付」に触れるため、難しい、とか。
たったの13ヶ月のお仕事で1,000万円の退職金かあ…市民感覚からはとんでもなくかけ離
れていますねぇ。
さて、その都知事選、
前回、猪瀬氏の得票数は433万票。
今回、舛添氏の得票数は211万票。
得票数が半分に落ちましたね。
そこに若干民意が反映しているのでしょうか?
次点の宇都宮候補は98万票、前回より2万票伸びました。
反舛添の有権者が割れて投票したと思われる細川候補は95万票獲得。
しかし何と言っても投票率の低さが問題ですね…50%を切ってました。
投票権のある大人のうち、半分の人は投票に行っていないという…
先日、上智大学に留学中のドイツ人学生と話す機会がありました。
彼女に質問してみました。
「日本の政治などで気付くことはありますか?」と。
彼女は2つ話してくれました。
一つ目は
「おじいちゃん、息子、孫、みんな国会議員です、なんてとても変で
す。民主主義ではあり得ません。」
2つ目は
「周囲の学生に聞いたら、選挙には行かないと言う意見が多いけれど
『ん?』と思います。投票は、権利と言うより、義務に近い責任だと
思います。」
20歳そこそこの女の子の意見ですよ〜
こっちが恥ずかしくなりました。
ただ、日本は、小中学校で”民主主義”とは何ぞや?の授業は殆どありま
せん。楽しいワークショップなどを取り入れて、民主主義が自分たちの
生活に欠かせない大事なものだということを、教えて欲しいものです。