”ものづくり”をしなくなった日本人
始めに。
結花は「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。
子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・
私たちみんなで考えていきましょう。
昨日で「尾身伝吉 木版画展」は終了しました。
ご来場くださったお客様、ありがとうございました。
さて、尾身さんが美術の非常勤講師をなさっている中学校の授業の課題内容の
話を聞きました。卒業時の作品に「自分だけのオリジナル着物」に絵付けをさ
せたりするそうです。
「まあ、素敵な卒業作品ですね」と言う私に、「それが…」と尾身さん。
中学生はちっとも乗って来ないらしい。
「最近の子は、何でも初めから出来上がったものばかりに触れているせいです
かねえ、あまり嬉しくないみたいです。」と。
うーん…
でも、本当は「創りだす過程」って、本当に楽しいものなんだけどなあ…。
大人がラクをするために、何でも出来たものを買ったり、与えすぎたりしている
のかしら?
ちょっと考えさせられてしまいました。
究極のモノづくりは「住宅」だと思うけれど、
経済の仕組みも、「安く、安く」なり、基準が安い方になってしまうと、今まで
のモノが高く感じてしまい。
住宅も結果として工期が短いものにどんどん変わっていき、日本の住宅の寿命は
今では26年ほど、とか。
これじゃ、森は育つ前に無くなってしまうわ。
あぁ…どうしたらいいかしら。