人生の折り返し地点はいつだろう


始めに。

結花は、地域分散型の「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。

子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・

私たちみんなで考えていきましょう。


今年、何を隠そう私はトシオンナでございます。

毎日子育てと仕事に追われていると、あまり考えられないのですが、

もし、女性の平均余命85歳満了まで生きられたとしても、とっくに

私は人生の折り返し地点を過ぎています。


10年前、薬害エイズ訴訟の原告、川田龍平君のお母様「悦子」さん

の手記を読みました。

薬害エイズの問題を通して、息子のこと、夫とのすれ違い、など人生

の濃い時間が淡々と綴られていました。


その本を読んだ時、あまりにも自分と違う人生を目の当たりにして、

私はとても焦りました。

「どうしよう、私は何もしないまま人生が終わってしまう」と。


でも、二人目の子どもを授かり、忙しい時間を過ごしていると、落ち

着いて自分の人生など考えていられません。


しかし間もなく東日本大震災から2年…

風化?

とんでもない。

我が子を失った母の悲痛な思いは消えることはありません。


震災を機に、自分の人生の終わり方を、時々考えるようになりました。


今年11月の自分の誕生日をどんな風に迎えるだろうか。

いや、迎えられない運命だってあるかもしれない。


毎日は出来なくても、私からのメッセージを、少しでも子どもたちに

残したいなあ…

そして出来れば、放射能におびえなくても良い世界への道筋だけでも、

残してあげたいと思うのです。