な、なんと結花が10周年…
始めに。
結花は「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。
子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・
私たちみんなで考えていきましょう。
明日11月3日で、結花は開店10周年を迎えます。
ひっそり、こっそり!?営業して参りましたが、いつの間にか10年
という月日が過ぎていたのですね。
これもひとえにお客様のおかげです。本当にありがとうございます。
結花の所有者は私の父、増田一眞です。建築構造家という仕事をし
ています。
阪神淡路大震災の時に、損壊した鉄筋コンクリート造などの取材に
行った際、思いがけず「日本家屋には素晴らしい耐震性がある」と
悟り、以来、日本の伝統建築とそれにまつわる多くの職人達の仕事
を継承・保存する運動をしています。
それにしても、財産全てを売り払って、更に借金までして、よくぞ
持って来てたものです…。
確かにこんなお金のかかる事業は、サラリーマンには出来なかった
かもしれないけれど、かといって世の中で、伝統建築を残すために
お金を叩いてくれるような人は、そういないと思います。
かくして結花はここ下矢切の地へと運ばれ、ギャラリー喫茶へと生
まれ変わりました。
“結花”の名前の由来は、日本のかつての農村に存在した、労働力を
提供し合う助け合いの仕組み=「結」と、下矢切に咲いた一つの花
がやがて地域に実を結ぶようにという願いを込めて「花」という字
を合わせています。
これからも結花は、草の根文化と、人と人を繋げる仕掛けの発信を
続けていきます。
どうぞ引き続き結花をごひいきくださいますよう、お願い致します。
11月・12月中にご来店のお客様には、気持ちの粗品を差し上げ
ています。是非、あなたの心を癒しにお出かけくださいませ。