梅一輪 一輪ほどの 暖かさ

始めに。

結花は、地域分散型の「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。

子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・

私たちみんなで考えていきましょう。


先日NHKの「日本語であそぼ!」で紹介されていました。

江戸時代の服部嵐雪という方の俳句だそうです。

俳句を詳しく知らなくても、何となく、ほのかな感じが伝わって来ますね。


日本人の五七五=十七文字の中の世界観と言うのは、恐らく世界に誇るものでしょうね〜

特に俳句の事を詳しく知らなくても、例えばこんな俳句はどこかで聞いた事があると思い

ます。


秋深き隣は何をする人ぞ     松尾芭蕉

柿食えば鐘がなるなり法隆寺   正岡子規

これがまあ終のすみかか雪五尺  小林一茶

五月雨を集めてはやし最上川   松尾芭蕉

五月雨や大河を前に家二軒    与謝蕪村


最後の2つは、同じ5月に同じ川を歌った俳句のようです。

与謝蕪村は松尾芭蕉の弟子だったと思ったけれど…


俳句の表現に、その人のユーモアとか生き様とかを感じられるような気がします。


私は小林一茶が好きかな。

温かい人だったんじゃないかな、と思います。

なーんて、良く知らないだけなんですケド!

私の父は与謝蕪村が好きなんですって。


以下は小林一茶の俳句の一部。


雪とけて村いっぱいの子どもかな

やれ打つな蠅が手をすり足をする

名月をとってくれろと泣く子かな

大蛍ゆらりゆらりと通りけり

うまさうな雪がふうはりふうはりと

けふからは日本の雁ぞ楽に寝よ


古典に親しむなんて優雅さは私には無いのですが、先人達の表現の豊かさには舌を巻きま

すね〜。

この17文字の言葉の世界観にひたるのも、たまには良いものだなあと思います。