あれから1年が経ちましたね

始めに。

結花は「持続可能なエネルギーへの転換」に賛成です。

子供たちに残す社会をどうすればいいのか・・・

私たちみんなで考えていきましょう。


1年前の3月11日、あなたは何をしていましたか?

私は店にいました。

1年前も、今のように、「吊るし雛展」の最中でした。

市川市の風の谷保育園の先生と、ベビーカーに赤ちゃんを乗せた若いお母

さんが見学にいらっしゃいました。

寝ている赤ちゃんをベビーカー乗せたまま、お店に上がろうとしたその時

グラっと来たのでした。

揺れはどんどん酷くなり、慌てて「カウンターの下に入ってください!」

と、急いで赤ちゃんを抱きかかえて・・・


母が奥から来て「福島で震度7よ!」と言いました。


市内の小学生の子どもたちは、殆どが一斉下校をしました。

だけど、いつもはいるはずのお母さんが買い物先から戻って来られず、マン

ションの入り口で泣いていた子がいたとか、混乱がありました。


中学校は卒業式だったので、娘は義母の部屋にいました。

夫が家に様子を見に行ったら、娘は毛布にくるまってシクシク泣いていたそ

うです。恐かったのでしょうね。


あの時は、大津波が今から来るということも、福島に原子力発電所があって、

それが爆発するだなんていうことも、思ってもみませんでした。


現地では、いったいどれ程の悲しみが起こっていたことでしょう。

子を探す母が、母を捜す小さな子が、大勢いたに違いありません・・・

原発事故さえ無かったら、家族中でボランティアに行きたかったです。


ある人が、南相馬の市長さんに「何を望むか」という質問をしたら、「寄り

添ってほしい」と仰ったそうです。


忘れないで過ごそう。

私たちが忘れては、絶対にいけないな・・・


あらためて思った昨日でした。